『中原の虹』 [レビュー]
浅田次郎の『中原の虹』。
清朝末期の混乱を、光緒帝、西太后、袁世凱、張作霖など様々な人物の視点から描く壮大な物語。
そこに絡む外国人記者、日本人など、さらにはそれらの利害が交錯し激動の時代が渦巻いていく。
清朝を興した愛新覚羅の目的はただ一つ、「民の平安」。
そしてこの「民の平安」こそが誰もが信じる理想なのである。
本作品は『蒼穹の昴』に続く続編の位置づけではあるが、これ自体でも物語として完結している。
これをきっかけに『蒼穹の昴』を読み始めるもよし、中国語の表現を学ぶにも有用な作品であった。
清朝末期の混乱を、光緒帝、西太后、袁世凱、張作霖など様々な人物の視点から描く壮大な物語。
そこに絡む外国人記者、日本人など、さらにはそれらの利害が交錯し激動の時代が渦巻いていく。
清朝を興した愛新覚羅の目的はただ一つ、「民の平安」。
そしてこの「民の平安」こそが誰もが信じる理想なのである。
本作品は『蒼穹の昴』に続く続編の位置づけではあるが、これ自体でも物語として完結している。
これをきっかけに『蒼穹の昴』を読み始めるもよし、中国語の表現を学ぶにも有用な作品であった。
2013-01-20 19:54
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