SSブログ

『中原の虹』 [レビュー]

浅田次郎の『中原の虹』。
清朝末期の混乱を、光緒帝、西太后、袁世凱、張作霖など様々な人物の視点から描く壮大な物語。
そこに絡む外国人記者、日本人など、さらにはそれらの利害が交錯し激動の時代が渦巻いていく。
清朝を興した愛新覚羅の目的はただ一つ、「民の平安」。
そしてこの「民の平安」こそが誰もが信じる理想なのである。
20130120_185855.jpg

本作品は『蒼穹の昴』に続く続編の位置づけではあるが、これ自体でも物語として完結している。
これをきっかけに『蒼穹の昴』を読み始めるもよし、中国語の表現を学ぶにも有用な作品であった。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。