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文化の違い [台湾]

まもなく2020年が終わろうとしている。日本はすでに仕事納めの企業もあるだろう。
台湾では新暦の年越しは「跨年(クアニエン)」と言って1月1日が休みなだけで、12月31日は普通に仕事。友人や家族など誰と過ごしても良いのだそうだ。
対して旧暦の正月は盛大に祝う。2021年は2月11日が除夕(旧暦の大晦日)、12日が旧正月(初一という)で、こちらを「過年(グオニエン)」と呼んで家族で過ごすのが習わし。やはり中華圏なので旧暦の春節の方が重要視されている。

それともう1点、先週台湾の2021年を表す漢字1文字が発表されたのが「盼」。待ち焦がれる、切に願うという意味があり、来年こそ良い年にという将来への願いが込められている。
一方で日本では1年を振り返って漢字を選ぶので、今年は「密」、2018年「災」、2017年「北」などのように災害などを連想する言葉が多いようだ。
過去に重点を置くのと将来に目を向けるのと、このあたりも文化の違いから来ているのだろうか?実に面白いと感じた1週間であった。


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