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中国通信vol.6 (交通手段) [中国]

北京市内での移動には主に地下鉄、バス、タクシーを使うことが多いが、これまた大変なのである。

まず地下鉄、現在14路線が開通しており、2015年には19路線、2020年までには30路線に拡張する予定。料金は空港線を除き一律2元(約26円)ととても安い。
ただ、市の中心部である二環の中(ほぼ東京の山手線内に相当)にはまだそれ程張り巡らされていないため、地下鉄だけで移動するのはやや厳し目。大抵は最寄りの駅から10~15分ほど歩くことが必要である。
また、朝夕の通勤ラッシュ時には混雑が激しく、路線によっては3本くらい待って漸く乗れたり乗り換えに15分くらいかかったりする。早めの移動開始がコツ。

そういう状況なのでバス路線が非常に発達しており、うまく使いこなせれば便利なのだがこれまたよく混む。積み残しが出ることもあるらしい。また北京は交通渋滞がひどく、目的地に着くまで1~2時間かかることもある。時間は読めない。
それでもバス料金は路線によって異なるが単一料金のところでは1回の乗車で1元(約13円)、安い。
さらにSUICAのようなICカードを使うとどのバス路線も60%引きになるので1回あたり約5円で乗れることになる。時間があればこれを利用するのもよし。
因みにこのカードは地下鉄でも使えるが、地下鉄は割引はなし。とはいえ大変便利である。
<便利なICカード>
ikaton.JPG

次にタクシー、これはもうよく使う。
初乗り3km未満の料金が10元(約130円)、以降1km毎に2元追加となるが、こちらもほんと安い。だいたい市の中心部から空港まで約25kmくらいであるが、高速料金を入れても100元程度(約1,300円)。便利で快適だが、なかなかつかまりにくい。朝夕のラッシュ時間帯は特につかまらないし、折角つかまっても渋滞に巻き込まれるとなかなか進まない。
また、近くだと「知らない」といって乗車拒否にあったりすることも。

というわけでしみじみと実感した北京での移動のコツ、想定よりも1時間早めに行動する。
早め早めの行動、これはどこでも共通だが、北京では特に感じられる。

いよいよ今年もあと2週間を切った。でもこちらにいると忘年会というものが全くないため、なかなか年の瀬の感じが伝わってこない。
しかしながら寒さだけは確実に「越来越怜」(だんだん寒くなる)。
先週、近くにある川が完全に凍ってしまった。
2011-12-12 08.56.50.jpg

ちょっと大きめの石を投げてみて、割れないことを確認してからみんな渡っていた。橋がないところだとショートカットになってとても便利。
<確認のために投げられた石>
2011-12-15 08.56.11.jpg

こちらに来て早6週間、貴重な経験をさせてもらっている。
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