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中国通信vol.11 (内陸部その2) [中国]

引き続き中国内陸部旅行の話、今回は雲南省の省都である昆明。
そもそもこの旅の最大の目的は内陸部二大都市、重慶、成都を見たかったというところから始まった。成都と重慶の間は列車で2時間と近いのだが、それ故に航空便がないのである。
春節のこの時期、列車の切符入手は非常に困難を伴う。仕方なくフライトを選択したのだがそのためにはどこかで乗り換える必要があり、そこで昆明に立ち寄ったのである。
滞在時間は約9時間。

まず向かったのは「雲南民族村」、雲南省に暮らす少数民族の生活、習慣を再現するテーマパーク。
中国は漢民族と55の少数民族からなるが、この雲南民族村にはそのうち25の少数民族の村が再現されており、それぞれの村では各民族の人たちが民族衣装を着て踊ったり文化を紹介したり特産品を販売したりと、実際の生活の雰囲気を味わえる。
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<民族料理のパイナップルごはん>
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「准静止锋」という気候を表わす言葉があるのだが、インド洋からの暖気とシベリア寒気がちょうどこの昆明辺りで対峙するのだそうで、大変気候が良いとのこと。
この日は1月下旬にも関わらず20度近くあり、また空の色も青くてとても美しかった。中国に来てから最も奇麗な空色であった。
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昆明老街という古い街並みの残るところに行ってみた。けれどとても古くて、まさに壊される寸前というところ。壊したあとは道幅を取って、昔風の新たな建物に変わりテナントビルとして利用されていた。うーん、ちょっと勿体ないような。
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来年5月の開業に向け街のあちこちでは現在地下鉄工事中。
日本からはまだ馴染みの薄い昆明だが、東南アジア、南アジアからの玄関都市としてまさに今発展中というところだった。

ところで先々週の週末に不覚にも風邪を引いてしまい、先週は5日間ダウン。
北京の風邪は強烈で、これまでで最もひどいものであった。
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