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中国通信vol.4 (言語) [中国]

いよいよ12月に突入。
北京に乗り込んだのが11月5日、早くも今日でちょうど1ヶ月が経った。

1ヶ月経ったらどうなったか?
生活面については前回記したようにだいぶ慣れたが、最大の問題は言葉。これだけは相変わらず悩みの種だ。
進歩がないわけではない。単語量が増え、日常生活の様々なシチュエーションでの会話を覚えたので食事をしたり、物を買ったり、近距離を移動する分には不自由はなくなってきた。
街中や店舗で自分の言いたいことを質問しても相手がその内容を聞き取れているみたいだ。
しかしながら相変わらず街中で相手が話す言葉を理解できない。タクシーの運転手やレストランの店員なんかは特にそうだ。同じ言葉と思えない。
元々共通語である北京語と北京の人々が実際に話す言葉は若干異なる。感覚的には東京の人が街中で話す言葉とNHKのアナウンサーがニュースで話す言葉との違いか、ほんの少しそれよりも差が大きいかというくらい。
従ってある程度は聞けるはずなのだが、道のりは遠いし見えない。

次に言葉について自分の中で起きた変化。
最大の変化は英語を忘れてしまったことだ。これはひどいもので、簡単な文章すら浮かばなくなった。
レッスンはもちろん中国語で行われるのだが、時には英語で解説してくれる。しかしこれが厄介で中国語と英語が入り混じっている。これに英語で答えようとするともう大変。訳が分からない。

例えば中国語で「彼」は「他(ター)」といい、英語のbe動詞"is"は「是(シー)」、"but"は「可是(カーシー)」。
自分の中で英語をしゃべっているつもりでも「"He" 是~」とか、「可是他 "is"」とか言ってしまっている。面白いことに相手は中国人なのでこれでも通じるのだが、しかしアメリカ人だとまじで訳分からんことになってしまう。
むかし友人が酔っぱらった時に「Iam indian 嘘つかない あるよ~!」と言ってたのを思い出し、なるほどひょっとすると彼はこんな境地にいたのだろうかと思った。

日本に戻った後、英語を再開したとして元に戻るのだろうか、ちょっと心配だ。
と同時に日本語も変になってきていないか?ブログの文章がおかしかったら多分そのせいだ。

現状では言葉はこんな感じである。
いよいよ寒さが本格的になってきた。先週は雪も降り、今朝は川も完全に凍っていた。
2011-12-04 11.52.17.jpg

寒いので今日は1日中部屋に籠り、NHKBS放送で早明戦をテレビ観戦。まさか見られるとは思わなかったのでとても嬉しかった。
しかもロスタイムでの逆転勝ちと本当に言うことなし。素敵な週末であった。


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