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『超高層のあけぼの』 [レビュー]

名作、『超高層のあけぼの』。
1968年に竣工した日本初の超高層ビル、「霞が関ビル」の建設にまつわるエピソードを映画化した作品。
1969年に全国で公開され、その年の邦画興行ランキング2位と驚異的な大ヒットとなった。
池部良、平幹二朗、丹波哲郎、田村正和、松本幸四郎などキャストも豪華。

それまでの建築の常識は「剛構造」であった。これは地震に対し、いかに建物を変形させずに耐えられるかを追及するもの。
それに対して建物をしなやかに変形させることで地震の力を受け流す「柔構造」。現在の超高層ビルはこの柔構造によって成り立っている。
その先駆けとなった霞が関ビルの計画から施工までを描いた渾身の作品である。

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